パラレルとはどんな意味?英語は?言葉の使い方や類語、関連用語も解説

パラレルとは「並行」のこと

パラレルとは「並行」や「並列」といった意味を持つ言葉。もう一つの世界のことを「パラレルワールド」と表現するのは、映画や小説でご存じの方も多いかもしれません。

パラレルは、ビジネス、電気や通信、スキーなど、さまざまな分野で使用される言葉です。基本的な意味は同じでも、分野によって意味するものが変わってくるため知っておく必要があります。

パラレルの意味

パラレルは幅広い分野で登場する言葉であるため、順番に意味合いを解説します。パラレルの意味は「並行」ですが、並行であるものは2つに限りません。並行したものがいくつあってもパラレルといいます。

パラレルの意味〜ビジネス編〜

ビジネスシーンでパラレルといえば、同時進行のことを意味します。「仕事が溜まっているのでパラで進める」などと略して使うこともあります。

また、「パラレルワーク」といえば、2種類以上の仕事を掛け持ちしていることを指します。ここでいう仕事(ワーク)とは、副業などを指す傾向にありますが、明確な定義はありません。ボランティア、研究、創作活動など幅広いものを含みます。

パラレルの意味〜電気・通信編〜

理科の授業で習った覚えがある方も多いであろう乾電池の「並列つなぎ」もパラレルです。通信の世界では、複数の回線を使用して、複数の情報を並行的に送る手法があります。これは「パラレル通信」と呼ばれています。

パラレルの意味〜スキー編〜

スキーにおいてパラレルといえば、ターンをする際の技法を指します。パラレルターンと呼ばれる滑り方であり、スキーの板を平行に保持したまま方向転換を行います。膝同士をつける必要がありますが、初心者は恐怖心を覚えるため、中級者〜上級者向けの滑り方といえます。

パラレルの英語

パラレルは英語で「parallel」と表記します。平行、並行といった意味を持つため、日本語と変わりありません。英語表現の例は次の通りです。

・parallel lines 平行線

・parallels with Japan 日本との類似点

・The way parallels the river. その道は川に平行だ。

上記のように「平行」という意味で使う場合もあれば、「類似点」といった意味になるケースも。また、名詞としても動詞としても使える英単語です。

パラレルの類語は「デュアル」

「デュアル(dual)」には「二重の」「2つの」という意味があります。例えば、「運転しながら会話をする」など2つの作業を同時に遂行することは「デュアルタスク」といいます。

パラレルは同時進行の対象が2つに限定されておらず、3つでも4つでも並行していれば問題ありません。

パラレルの関連用語

パラレルという言葉を含む言葉は多く存在しますが、そのうちいくつかをご紹介します。

パラレルキャリア

本業を持ちながら、2つ目の活動をすること。パラレルワークは複数の仕事を持つことを意味しますが、パラレルキャリアは複数の経歴を並行している状態を指します。

アンパラレル

日本語では浸透していませんが、英語ではアンパラレル(unparallel)という単語があり、パラレルの反対語に位置します。これは「真っ直ぐでない」「平行でない」の意味を持ちます。

パラレルパーキング

縦列駐車のこと。日本語ではあまり使用する機会はありませんが、英語ではこのように表現します。

パラレルパラダイス

日本の漫画。主人公が異世界に迷い込み、仲間と一緒に世界を脅かすものに立ち向かう作品。

パラレルの使い方・例文

例文
・管理職になると仕事量が増えるためパラレルに処理していかなければならない。
・電気回路をパラレルにする実験をした。
・スキー上級者はパラレルターンができる。

パラレルは各分野で登場する

パラレルという言葉は、ビジネス、電気や通信、スキーなどいろいろな分野で登場します。パラレルワーク、パラレルキャリアなど新しい働き方、キャリアの持ち方も注目を集めています。この機会にパラレルの意味を覚えておきましょう。