タスクフォースとは?日本語や英語の意味、使い方をわかりやすく解説

タスクフォースとは「特別チーム」のこと

タスクフォースという言葉は、映画やドラマの中でも耳にする機会があります。「凄そうなチーム」というイメージをお持ちの方はいるかもしれませんが、意味については理解があいまいになりやすいです。

タスクフォースとは、簡単にいうと「特別チーム」のこと。単なるプロジェクトチームとは違いがあります

この記事では、タスクフォースの意味や使い方、プロジェクトチームとの違いについて解説します。

日本語のタスクフォースの意味

タスクフォースは「特別チーム」のことですが、もともとは軍事用語で「機動部隊」を意味します。特定の任務を遂行するために編成された部隊のことです。それが軍隊以外に一般企業や官公庁などにおいても使用されるようになってきました。

日本語におけるタスクフォースの意味は次の通りです。

・緊急性の高い、特定の課題に取り組むことが目的

・短期集中で問題解決や課題の達成を目指す

・メンバーを抜擢して、精鋭で構成する

上記のように、緊急性の高い課題や問題の解決にあたる特別チームがタスクフォースです。短期集中でタスクの遂行にあたるため、精鋭部隊というイメージになります。

【具体例】

・新型コロナウイルスに関する共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」

・不良債権問題の解決を目的とした「金融問題タスクフォース」

タスクフォースの英語

タスクフォースは英語で「task force」と書きます。それぞれの単語には次のような意味があります。

task:任務、仕事、作業

force:部隊、力

上記より、「特定の任務を果たすための部隊」といった意味になります。頭文字をとって「TF」と略すこともあります。

英語表現の例としては、「タスクフォースが発足した」は「the task force was organized」などがあります。

タスクフォースとプロジェクトチームの違い

チームが編成されるとき、タスクフォースのほか、プロジェクトチームという呼称が使われることがあります。両者の意味の違いを確認していきましょう。

タスクフォース

緊急性のある課題に対して、短期的に取り組み、解決するための一時的に集められたチーム。

プロジェクトチーム

特定の問題を解決するためのチームであり、緊急性はない。問題解決にあたる期限が設けられることはある。チームを長期的に継続することが多い。

いずれも問題解決のためのチームである点は共通していますが、大きな違いは緊急性があるかどうかです。また、タスクフォースは短期集中型であるのに対し、プロジェクトチームは長期的な視点で動くことが一般的です。

「ワーキンググループ」という言葉も、タスクフォースと同じ意味になります。ワーキンググループは国の政策や企業の存続・経営に対応するチームを示す傾向にあります。

タスクフォースの使い方・例文

例文
・新しい市場を開拓するためのタスクフォースを設置した。
タスクフォースの構成員は、A社・B社・C社でトップクラスの実績を誇る社員たちだ。
・政府のタスクフォースが感染症拡大防止に向けた会議を行う。

タスクフォースはニュースやドラマでも登場

タスクフォースという言葉は、ニュースやドラマでもたびたび登場します。例えば、人気ドラマの「半沢直樹」でも「帝国航空再生タスクフォース」というチームが出てきました。

なんとなくスペシャリストが集まったチームをイメージしていた方も、「緊急性が高い問題を解決するための一時的なチーム」と正しい意味を理解しておきましょう。