ビジュアルとは「見た目」のこと
ビジュアルとはどういう意味か簡単にいうと「見た目」のことです。「ビジュアルがいい」といえば「見た目がいい」の意味となります。
この記事では、ビジュアルがもともと持つ意味から実際の使い方までお伝えしていきます。
ビジュアルとはどういう意味か?
ビジュアルとは簡単にいえば「見た目」ですが、もともとは次の意味を持ちます。
・視覚的な
・視覚に訴える
特に、目に入ったときに印象的、刺激的である場合に用います。視覚的なもの、見た目が関係するものには幅広くビジュアルという言葉を使うことができます。
例えば、人の顔、広告、料理、デザインなどについてビジュアルという言葉を使用します。
ビジュアルの語源
ビジュアルは英語の「visual」に由来する言葉です。日本語と意味は変わらず「視覚の」「視覚による」といった意味を持ちます。例えば、視野であれば「visual field」と表現します。
アイドルの「ビジュアル担当」とは?
アイドルの世界では「ビジュアル担当」という言葉があります。これはそのアイドルグループで顔が一番いい人を呼ぶ表現です。
どんな顔を良しとするのかは人によって判断が異なりますが、万人ウケする美男美女が該当することが多いです。
アイドルグループでは歌がうまい、ダンスがうまい、トークがうまいなど、人によって強みがあります。そんな中でも容姿が魅力であるメンバーがビジュアル担当なのです。K-POPアイドルの世界では特に用いられる傾向にあります。
ビジュアルの類語・言い換え表現
ビジュアルと似た意味を持つカタカナ語をご紹介します。どちらも覚えておくと便利な言葉です。
ルックス
「外見」という意味を持ちます。「ルックスがいい」といえば「見た目がいい」の意味となり、ビジュアルと同じようなニュアンスになります。ただし、ルックスは人以外に使うことがないのに対し、ビジュアルは広告や料理など幅広い対象に使用できる点に違いがあります。
アピアランス
「外観」という意味を持ちます。身だしなみ、商品の展示といった事柄にも使います。また、医療ではがん治療で髪が抜け落ちるなど外見上の変化が大きい場合に、服装や髪型などの装いからケアを行う「アピアランスケア」を提供することがあります。
ビジュアルの使い方・例文
・このアイドルグループはビジュアルがよく、オタクから愛されている。
・電車の中で広告を見るとビジュアルがよく、目立つものがあった。
ビジュアルは幅広いシーンで使える
ビジュアルは人の外見、容姿だけでなく、さまざまな対象物に使うことができる言葉です。単に「見た目がいいね」というより「ビジュアルがいいね」と表現した方が格好がつく場合もあります。表現の引き出しとして覚えておきましょう。