ブリーフィングとはどんな意味?仕事、看護、医療、飛行機に関する使い方を解説

ブリーフィングとは「簡単な説明」のこと

ブリーフィングとは報告や伝達をするときに簡単に説明することを意味します。ビジネスシーンでは特に要点をまとめて話すことが求められ、ブリーフィングがよく用いられます。

また、ブリーフィングは一般ビジネス以外に看護など医療の世界でも使用します。この記事ではブリーフィングの意味について解説します。

ブリーフィングの意味

ブリーフィングの意味を分野別に確認していきましょう。基本的には手短な説明や情報共有を指すことは共通しています。業界によってどんなシチュエーションで使用するのか解説します。

仕事におけるブリーフィングの意味

ブリーフィングは近年ビジネスシーンで使われるようになったカタカナ語の一つです。「要点を絞って説明する」「短時間で話す」といった意味を持ちます。一般的には社内での簡潔な情報共有を指します。

医療や看護におけるブリーフィングの意味

医療や看護においても同様に、ブリーフィングといえば事前の打ち合わせを意味します。すべての医療職が日常的に行っているわけではなく、手術前や災害現場に派遣される前など、チームで確認が必要な場合にブリーフィングを実施します。

航空業界・飛行機におけるブリーフィングの意味

その日に飛行機に搭乗して業務するスタッフ全員で行う打ち合わせのこと。その日のサービス内容、担当するポジション、緊急時の対応などを確認します。機内、空港、滞在先など、ブリーフィングを実施する場所はケースバイケースです。

客室乗務員のブリーフィングは「CAブリーフィング」ともいいます。短い時間で要点を確認するブリーフィングの意味にも通じています。

ブリーフィングの英語の意味

ブリーフィングは英語で「briefing」と表記します。もともと「brief」には「短時間の」「短時間で話す」という意味があります。それに「ing」をつけて変化した「briefing」は「簡単な説明をする」の意味となります。

その意味から「発表会」「簡単な発表」といった意味になることもあります。

ブリーフィングの対義語はデブリーフィング

デブリーフィングとは、事後に要旨を報告することを意味します。ブリーフィングには事前の手短な説明といったニュアンスがありますが、デブリーフィングは事後に行われる点に違いがあります。

また、心理学の世界では災害や事故、犯罪被害のあとに行うカウンセリングの手法にでブリーフィングがあります。その人が体験した恐怖について集中的に聞き出す方法で、心理的でブリーフィングともいいます。

ブリーフィングの使い方・例文

例文
・今日の業務内容に関してブリーフィングを行う。
・チームでブリーフィングしてから取引先を訪問する。
・今日、午前中のうちにブリーフィングを行いたいのですがお時間はありますか?

ブリーフィングは仕事で使ってみたい言葉

ブリーフィングはプライベートで使用する機会こそあまりありませんが、仕事では使ってみたい言葉です。ちょっとした打ち合わせや要約して説明したい場面で「ブリーフィングする」「ブリーフィングを行う」という表現を使ってみてはいかがでしょうか。