ジョイントベンチャーとはどんな意味?メリットや出資比率、英語もご紹介!

ジョイントベンチャーとは「合弁企業」のこと

ジョイントベンチャーとは「合弁企業」のこと。複数の企業が互いに出資して、新規に会社を立ち上げて事業を行うことを意味しますが、形態はいくつかあります。

ビジネス用語として知っておきたいワードであるため、この機会に覚えておきましょう。

ジョイントベンチャーの意味

ジョイントベンチャーは「合弁企業」「共同企業」のこと。2社で共同して事業を立ち上げることによって、両者の強みを生かしたシナジー効果が期待できる点が大きなメリットです。例えば、技術を持つ会社、販路を持ちマーケティングに長けた会社が共に事業を展開することで、双方が強みを発揮できます。

それ以外にも、次のようなメリットがあります。

・子会社を作ってゼロからノウハウを蓄積するよりもスムーズに展開できる

・互いに出資しているので中長期的に提携が続きやすい

・人材、技術、設備などを共有できる

ジョイントベンチャーは、2社以上の会社で、3〜5社で構成されている場合もあります。建設業界ではそのようなケースも散見されます。

ジョイントベンチャーの出資比率

ジョイントベンチャーで2社で出資する場合、出資比率は50%にすることが基本です。1億円の出資が必要な場合は2社で5,000万円ずつの出資ということになります。

自社が100%出資していれば、事業が成功した場合に大きな利益を手にすることができます。それに対して、50%しか出資していなけば利益も半分になってしまいます。しかし、半々ずつ出資することで失敗したときのリスクが低減する側面もあります。

ジョイントベンチャーの英語

ジョイントベンチャーは英語で「joint venture」と表記します。英語でも日本語と同じように「合弁企業」という意味になります。英語表現の例としては次のようなものがあります。

joint venture agreement

合弁事業契約

 

joint venture between local and foreign company

現地企業と海外企業の合弁企業

日本語でも「合弁企業」は名詞として使用しますが、英語でも同様に名詞として上記のような使い方をします。

ジョイントベンチャーの使い方・例文

例文
ジョイントベンチャーを設立した。
ジョイントベンチャーには成功事例も失敗事例もあるが、メリットを生かしていく。
ジョイントベンチャーの強みが十分に生かされると成功につながるだろう。

ジョイントベンチャーはビジネス用語

ジョイントベンチャーはビジネスパーソンならば知っておきたい用語の一つ。複数の企業の強みを生かした事業の展開につながります。言葉の意味だけでなく、出資割合など基本的なことも覚えておくといいでしょう。