ミュートとはどういう意味？Twitter・Zoom・Gmailでも活用したい便利な機能をご紹介

ミュートとは「音を出さない」ということ

ミュートという言葉は、テレビやパソコン、スマホなどの電化製品を使用しているとき、ときどき目にすることがあります。「ミュートとはどういう意味？」と思いつつ、なんとなく操作していた方もいるかもしれません。

ミュートとは、「音を出さない」という意味。各種電化製品では「消音」の機能を指します。

ただ、SNSでもミュートという単語が使われており、こちらの意味は少しニュアンスが異なります。さまざまな場面でミュートという言葉を理解できるよう、この記事で解説していきます。

ミュートの英語は「mute」

日本語のミュートは、英語の「mute」という単語に由来しています。沈黙、無言、黙秘、消音設定などの意味があります。muteは形容詞として使え、受動態で「be muted」の形を取ることもできます。

「mute」の例文

・I can join the Skype if I’m muted. （消音ならSkypeに参加できるよ。）

ちなみに、落ち着いた色は「muted color」と表現できます。音に関する表現としてよく使いますが、控えめ、落ち着いている、目立たないといったニュアンスを伝えたいときにも「mute」を使用可能です。

ミュートの意味を使用シーン別にチェック

日常生活においてミュートという言葉に触れる機会の多い場面を整理し、シーン別に意味をお伝えします。テレビやスマホだけでなく、意外といろいろな場面で使われています。

テレビ・パソコンのミュート

音が出る電化製品のミュートとは、消音という意味でした。音量をゼロにしたいとき、音量を小さくするボタンを何度も押すのではなく、ミュートを押せば一発です。「音量をミュートにする」「ミュートを解除する」などの言い回しが使えます。

スマホ・電話のミュート

スマホやガラケーなどの携帯電話にはミュート機能があります。電話のミュートを設定すると、ミュートした側の音声が相手に聞こえなくなります。こちらの声が届いていない場合、気づかないうちにミュートしてしまったのかもしれません。

電話でのミュートは、くしゃみをするときや、近くにいる誰かと少しだけ会話が必要なときなどに使えば、意外と重宝します。

ZoomやSkypeのミュート

テレビ電話ができるツールでも、ミュート機能はあります。これはマイクをオフにして自分の声が入らないようにする機能です。

例えば、Zoomの場合はホスト側で参加者のマイクをすべてオフに設定することも可能です。テレビ会議などでは、ホストがそのように設定していない場合、自分が話すとき以外はマイクをミュートしておくと雑音が入りません。

楽器のミュート

楽器には音を弱めるための機器があり、これを弱音器といいます。弱音器は「ミュート」と呼ばれることもあります。

Twitter・インスタのミュート

TwitterやインスタなどのSNSで導入されている機能にもミュートがあります。これは、音ではなく、投稿を表示させないための機能です。

特定のユーザーの投稿をタイムラインやストーリーに表示させたくない場合や、プッシュ通知を受け取りたくない場合、ミュートを設定します。ブロック機能とは異なり、ミュートしても相手にわかりません。相手の投稿頻度が高すぎるときなどに、ミュート機能によって関係性を維持しながら受け取る情報をセーブできます。

Gmailのミュート

Gmailのミュートは、スレッドを非表示にする機能のことです。メールスレッドのミュートによって、すでに受け取っているメールも、今後の返信も、受信トレイに表示されなくなります。不必要なメールを非表示にさせることで、他の重要なメールを見落としにくくなるのです。メールが削除されるわけではないので、確認することも可能です。