フィッシングとは「情報を奪う詐欺」のこと
フィッシングとは、インターネット上のユーザーから情報を奪う詐欺行為を指します。
手口はさまざまですが、スマホやパソコンなどでインターネットを使用する機械がある人は、フィッシングの可能性を念頭に置いておく必要があります。
この記事では、フィッシングの意味や英語、使い方について確認していきましょう。
フィッシングの意味
フィッシングとは、実際に存在する組織の名前を名乗り、ユーザー名やパスワード、ID、クレジットカード番号などといった個人情報を奪う手口です。実際の手口や内容について確認して意味を理解しましょう。
フィッシングメールを使った手口
企業や銀行からのお知らせのふりをしたメールが送られてきます。そのメールの中にリンクが含まれており、それを開いてIDやクレジットカード番号などを入力すると、情報が盗まれてしまいます。電子メールのリンクを使ったフィッシングが定番です。
ファーミングという手口も
フィッシングメールのリンクさえ開かなければ大丈夫と考えている方もいるかもしれませんが、「ファーミング」という手口もあります。これは、ユーザーが正しいURLを入力したとしても、自動で偽のサイトに誘導され、個人情報が盗まれてしまうフィッシングです。
ウイルスなどによってこのタイプのフィッシングが発生する可能性があります。
フィッシングの英語
フィッシングの語源は英語の「fishing(釣り)」だとする説もありますが、スペルは「phishing」が正しいです。
最初の文字が「ph」になっている理由としては、「phreaking(音声で電話網を誤作動させる不正)」に由来すると考える立場など複数の見解があります。
フィッシング詐欺
phshing scam
「scam」には「詐欺」の意味があります。フィッシング詐欺と英語で表現したいときは、上記の表現を使用します。
フィッシング対策協議会の情報も参考に
フィッシング対策協議会では、フィッシング詐欺を回避するために役立つ情報をホームページで発信しています。例えば、「国税庁をかたるフィッシング」など実際にあった事例をタイムリーに公開しており、注意喚起を行っています。
利用者向け、消費者向けのフィッシング対策ガイドラインも掲載されており、フィッシングが疑われるときの報告窓口もこちらにあります。
フィッシングの使い方・例文
・フィッシングは驚愕の手口が増えている。
・フィッシングメールのリンクから個人情報を入力したことがきっかけで、クレジットカード情報が不正利用された。
フィッシングは知っていると警戒できる
フィッシングは、電子メールを使った手口が多いです。リンクから個人情報を盗み取ろうとしていることを知っておくと、不用意にリンクを開くことも、情報を入力することもなくなるでしょう。フィッシングの意味を理解しておけば、犯罪を予防する一助となります。